◆ご挨拶

 　IoT、ビッグデータ、AIを柱とする第四次産業革命が進むなか、知的財産を活用した収益構造がビジネスに占める比率は高まりつつあります。しかし、例えば我が国における特許出願は年間３０万件以上に達するものの、その８５％が、全企業数の僅か０．３％にあたる大企業によるものです。このように、知的財産の活用が世に広く行き渡っているとはまだまだ言えず、また知的財産権の取得や紛争解決等の局面で重要な役割を担う弁理士の認知度も低いのが現状です。

 　私は、知的財産活用の重要性そして弁理士の存在を一人でも多くの人に知っていただきたいとの想いのもと、弊所を開設しました。我々弁理士は、技術知識、法律知識、国語力の３つを兼ね備えることにより、お客様以上に発明の本質を見抜いてそれを法律要件に適った形で文章として的確に表現することができるという自負があります。そのことをご理解いただくため、流れ作業になることなく、その一文に弊所が込めた意図をお客様に説明しながら、一件一件の仕事を丁寧に進めて参ります。 

弁理士　岡本　直樹